竹小舞を編んだり、土壁を付けている間、大工さんは...
作業場で材料の加工をしています。
構造材と同様、四国のTSウッドハウスさんから造作材が搬入されました。
材料は杉。
床に使う厚み3㎝の厚板、壁に使う厚み1㎝5㎜の板、
家具に使う板、窓等の開口廻りに使う枠材等です。
たくさんあるでしょ?
この全ての材料を大工さんは、木目や色といった木の表情(木柄・きがら)や
反り等の木の特徴を見ながら、どの場所にどの様に使うかを決め、
長さを切ったり、決まった厚みに削ったり溝を突いたりしていきます。
室内の開口廻りに付ける枠の材料(鴨居など)
床と壁の取り合い部に付ける部材(幅木)
マジックでどこに取付ける物か場所や名前が書いてあります。
同じ部材でも、同じ木柄の物は1つとしてありません。
良く見える所には木柄の良い物を使ったり、色や木目を揃えたりと、
「 木 」を使う分...「 気 」も使ってるんです!!!
大工さんは現場での荒壁作業が終わると、
この加工した材料と一緒に現場に入り、いよいよ造作仕事が始まります。
haruna
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